普段の業務内容
公認会計士で、今は個人で会計事務所をやっています。業務としては会計系のコンサルティングです。他には個人や法人の税務業務や監査の仕事も行っています。
入会のきっかけ
グラミン日本を知るきっかけは、グラミン日本の監事である兒玉さんです。彼女も本業で会計士を務めており、会計士の集まりで知り合った際に、彼女がグラミン日本の活動をしていることを教えてもらいました。そこで初めてグラミン日本を知ったのです。そこからグラミン日本のサイトなどを調べていくうちに、自分自身も男女賃金格差に関心があったこともあって、グラミン日本に興味が出てきたので、軽い気持ちで入ってみました。
貧困問題への思い
貧困問題については、ニュースなどで目にする機会は多いですが、自分自身とは関係ない世界と感じる人が多いかもしれません。 私自身も公認会計士という職業柄、正直これまで「貧困」とは離れた世界で生きてきました。しかし私のような人間もボランティアなどの活動に参加することが大切で、そういった活動によって個人の意識も変わっていくと考えています。
活動についてのやりがいや活動によって得たこと
「ワークショップ」でシングルマザーに「どういったビジネスがやりたいか」をヒアリングすることがあるのですが、「自分と同じ環境で苦労した人を助けるビジネスをしたい」と答える人が多いですね。グラミンで起業された後にグラミンでスタッフ側として手伝いますという方もいらっしゃるし、実際に一緒に起業支援しているシングルマザーも多いです。
そういった方が活躍するといい社会になると思うし、それをサポートできることに一番やりがいを感じています。
また、ボランティア活動に関わることがこれまでありませんでしたが、ボランティアをしていると人に優しくなるし、いいことをすることに躊躇いがなくなったと感じています。
これからグラミン日本で挑戦してみたいこと
グラミン日本の支援を受けた後のシングルマザーの方たちは、自由に使える時間も少なく、仲間を見つける機会が少ないです。グラミン日本で活動したという共通項があるとコミュニティも作りやすいと思うので、そのコミュニティ作りをサポートしていきたいと思っています。
入会を考えている人へ一言
「私は、私の環境である」という言葉があります。スペインの哲学者オルテガによるものです。この言葉は、自分自身を幸せにしたいのであれば自分の環境を作らないと幸せにならないという意味です。ボランティア活動を通じて人を助けることは相手も幸せになるし、自分自身も幸せになると思うので気楽に入会してください。