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グラミン日本「希望の一歩」サポーターになりませんか?

       

「誰もがいきいきと社会で活躍し、持続する社会」の実現に向けて 生活に困窮するシングルマザーを中心とした女性を一緒に応援しませんか?

私たち「グラミン日本」は、グラミン銀行の日本版として2018年に設立しました。
シングルマザーを中心に生活に困窮する方々へ「一歩を踏み出す機会」を提供して 彼女たちの起業や就労を応援する団体です。

「誰もがいきいきと社会で活躍し、持続する社会をつくる。」それが私たちの思いです。

相対的貧困が日本の課題

先進国と呼ばれる日本。そんな日本でも所得格差は徐々に広がっています。「相対的貧困」という言葉をご存じでしょうか?国や地域の中で、大多数よりも貧しい状態を指します。(注1)
厚生労働省の「2018年 国民生活基礎調査」による相対的貧困の基準は世帯年収127万円とされ、 相対的貧困率は15.7%に達しています(注2)。つまり日本人口の6人に1人、約2,000万人が貧困ライン以下での生活を余儀なくされているのです。

注1:OECD(経済協力開発機構)によると、相対的貧困とは「世帯の所得がその国の等価可処分所得(手取り収入を世帯人数の平方根で割って調整した額)の中央値の半分(貧困線)に満たない人々の割合」と定義されています。

注2:厚生労働省「各種世帯の所得等の状況(p.6)」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf

母子家庭は、2世帯に1世帯が相対的貧困

母子家庭をめぐる状況は特に厳しく、2世帯に1世帯以上が相対的貧困状態にあります。

母子家庭は、2世帯に1世帯が相対的貧困
出典: 阿部彩(2021)「日本の相対的貧困率の動向:2019年国民生活基礎調査を用いて」科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(基盤研究(B))「「貧困学」のフロンティアを構築する研究」報告書