9月19日、ゲートシティ大崎(東京・大崎)にてグラミン日本設立記念パーティ「Fast alone, Far together!」を開催し、400名を超える方々にご参加いただきました。ご参加いただいた皆さまには心よりお礼申し上げます。ご参加された皆さまから直接グラミン日本の今後への期待や激励のお声をいただき、スタッフ一同感激するとともに、厚く感謝申し上げます。グラミン日本にとっては、いよいよこれからが本番です。決意を新たにして取組んでまいりますので、引き続き皆さまのご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 
■当日のプログラム 
会場の様子です。
 
■第一部の様子 
総合司会は、多賀理事とシングルマザー支援協会 江成道子様の2名で務めました。
 
●(1)Why Grameen Nippon? 
菅理事長より、「グラミン日本」設立、事業開始における理念についてプレゼンテーションを行いました。
 
続いて、グラミン銀行創設者ムハマド・ユヌス博士からのビデオメッセージも上映。
・グラミン日本設立に際して、ムハマド・ユヌス博士(グラミン銀行創設者)のメッセージ(9/13/2018) 
「グラミン日本設立に際して、ムハマド・ユヌス博士(グラミン銀行創設者)のメッセージ(9/13/2018)」のスクリプト(英文+仮訳)   
●(2)今日まで準備してきたこと 
続いて、メンバーの一人が撮影・作成したショートフィルム「今日まで準備してきたこと」を上映。
のべ100名弱のボランティアメンバーで、1年以上にわたり準備を重ねてきた活動の様子をお伝えさせていただきました
●(3)事業戦略全体像 
まずは、百野理事/COOより全体像の説明。
続いて、融資事業チームリーダーの加藤より、融資事業(マイクロファイナンス)の説明を、
シングルマザー支援協会 江成様からは、日本のシングルマザーの就労等に関するプレゼンを、
株式会社Meguri代表取締役 杉本綾弓様からは、出口としての女性起業支援についてプレゼンをいただきました。
第一部の締めくくりとして、菅理事長よりグラミン日本が掲げるSDGsコンソーシアム及びグラミン・エコシステム構想について説明し、第一部を終えました。
●【第一部】参加者の皆さまの声(アンケートより) 
ワクワクするモードを感じとりました! 
皆さんご自身の仕事がある中で、形を成すに至るまで努力されてきた様がすばらしく、分かりやすく伝わってきました。 
長く大変な時を経て、ここまで来られたことが分かり大変感動しております。 
とても分かりやすく説得力がありました。皆様の熱意に感動しました。 
グラミン日本が様々な分野の協力者によってここまでやってきて、満を持して設立されたと分かった。ソーシャルビジネスの理念には共感できる点ばかりで、今後の活動の指針にしたいと思った。 
ワクワクしました! 
非常にいろいろ考えられていると思います。これから実践に際し、想定と現場のギャップがたくさん出ると思いますが、是非乗り越えて頂きたいと思います。人類の半分は女性、女性の力はもっと活かすべきと思いますので応援します。 
グラミン日本が目指しているビジョンや、シングルマザーが働きづらい社会の現実を知ることができた。 
サポートの仕方がとても良いと思いました。起業をしたいと思っている人にあらゆる面からの学びを提供していけることがとても有り難いことだと思う。 
金融に四半世紀たずさわった人間として、5人組のグループファイナンススキームはとても目新しく、とても可能性を感じました。 
事業として成立するのか?収益確保ができるのか?これらの疑問が解消した。 
とても興味深い内容でした。 
発展性のあるプロジェクトだと感じました。 
これからグラミンが動いていく未来を思い描ける内容だったと感じました。 
成功すると思います! 
楽しいワークでした。 
すばらしく涙が出ました。世界最良の知性の一つに触れることができました。ただ、もう一つの日本型貧困(年収の3分の1制限を超えた人の救済)への解がありませんでした。 
今は道なき道でも、きっと10年後は王道に! 
今後の展開の説明で、具体的な場面のイメージが理解できました。 
まず始めてみることです。行動することで巻き込んだ力が生まれ、思ってもいなかった変化が生まれます。 
すごく参考になりました。自身のビジネスに活かしたい。 
5人組のグループについて村社会ではない日本での成功について疑問があったが、女性のコミュニティの目線を知って十分理解することができた。 
今やらなければならない、始めなければならないという意気込みが強く伝わりました。 
成熟社会に入っていますが、社会の劣化、寂しい社会になっていると感じていました。一方で、自浄作用も始まっているという体感もあり、ここでグラミンが始まったことは喜ばしいことだと思いました。 
どのような社会を作りたいのか、何を成し遂げたいのかを気づかせて行動させる。 
金融に可能性を感じました。 
お母さんの不安が減ることを期待しています。 
 
 
■第二部の様子 
第二部では、ビジョンボードのワークショップを行い、参加者皆さまの目指したい社会や参加者自身の将来の姿をグループで語り合いビジョンボードに書き入れていただきました。
第一部の終わりに、ファシリテートリーダーを務めていただくアダ奈美様より趣旨の説明を行い、
メイン会場より3つの部屋に分かれ、まずは、真剣にワークシートに描きたいことを整理していただきました。
整理ができた方から、各自ビジョンボードに皆さまのビジョンを描きこんでいただきます。
記載が終わったら、グループや部屋全体で参加者の皆さまの熱い想いを語り合い、
最後は、各部屋で皆で描き上げたビジョンボードを囲んで集合写真!
●【第二部】参加者の皆さまの声(アンケートより) 
貧困へ様々な方法でアプローチする方々の話を聞けてよかった。 
参加されている方の熱意や動機に触れることができて刺激になりました。 
温かみがあり、とても優しい気持ちになりました。 
楽しかったです。知らない方とお知り合いになるきっかけもできてよかったと思います。 
同じグラミンに興味を持った方々が、どんなビジョンを持っていらっしゃるのかお聞きできて楽しかったです。 
ワクワクが止まらないです。 
自分が将来どういう社会をつくりたいか、思い返すきっかけになりました。 
Sharingがとても楽しかったです。 
自分に何ができるかを考えるきっかけとなり驚いています。 
考えや想いを視覚化することが、強く想うことができる手段として良かった。 
啓発される試みでした。 
ポジティブなエネルギーが伝わり、Grameen Nipponに参画して社会貢献をしたいという思いになりました。 
自分にできることと未来の社会、どちらにも目を向け、夢を描ける内容だったと感じました。 
自らの役割を確認することができた。 
 
 
■懇親会の様子 
ビジョンボードで熱気が増したところで、白瀧理事による乾杯のあいさつのもと、懇親会が開始されました。
今回の懇親会では、多くの企業・団体様からのお食事・お飲み物のご提供がありました!
自然電力株式会社様からは、クラフトビール提供のご協力を、
乾杯のシーンを飾るスパークリングワインは、betcci (The TEAM WINE)代表矢部様が、当日のサーブも含めたご提供・ご協力を、
そして、食卓や会話に花を咲かせるおいしい料理は、グラアティア株式会社様の運営するGreen Diningよりご協力いただきました!
会場にはスタッフ特製のハッシュタグボードも用意!
そして、会場後方には第二部で描き上げたビジョンボードも掲載!
理事やスタッフが参加者の皆さまと語り合ったのはもちろん、第二部のビジョンボードでビジョンを語り合った方同士など、前向きな多くの会話で賑わう時間となりました!
ご参加いただきました皆さま、お忙しい中のご参加、本当に有難うございました!