~本セミナーにはグラミン日本の中川理事が登壇~
インパクト雇用とは、通常の採用手法では雇用されにくいシングルマザーや障がい者などを対象にし、企業や組織に革新をもたらす新しい雇用形態であり、社会貢献を目指すものです。日本企業は人材への投資が不十分であるなど、人的資本経営の遅れを取っている中、インパクト雇用は学び直しと多様性を特徴とし、人材に対する投資として捉えられています。
今回のセミナーでは、シングルマザーのインパクト雇用、経済的自立支援に関する実践的な取り組みを紹介し、その課題と展望を専門家と実際の当事者の方を交えて、議論します。
本課題に関わる様々な関係者と共創し、社会変革を促すために、関心をお持ちの方々の多数のご参加をお待ちしています。
セミナー申し込みはこちらから
■セミナー概要■
<日時> 2024年9月9日(月)18時30分〜20時30分
<参加方法>現地参加・オンライン参加(オンライン参加希望の方は、ご登録いただいたメールアドレス宛に当日接続先を送付します。)
<参加費>無料
<申込み先>https://tama-univ-csm-seminar-no3.peatix.com/
<定員> 会場50名、オンライン 100名
<会場>UNIVERSITY of CREATIVITY(東京都港区赤坂5丁目3−1赤坂Bizタワー 23F)
https://www.biztower.net/access/
[アクセス]
東京メトロ銀座・丸の内線 赤坂見附駅 徒歩5分
東京メトロ千代田線 赤坂駅 徒歩1分
東京メトロ銀座・南北線 溜池山王駅 徒歩6分
【プログラム(予定)】
〈第1セッション〉(20分) デロイトトーマツコンサルティング 児玉 都氏
・障がい者やシングルマザーなど「潜在的能力はあるが一般的な採用方法では雇用機会が限定的な層」の採用を通じた、企業による社会課題解決、人材投資と人的資本経営を組み合わせた経営戦略による企業価値向上の事例を紹介します。
〈第2セッション〉(20分) グラミン日本 中川理恵氏
・シングルマザーの経済的自立の重要性、および、インパクト雇用の実例を紹介します。
〈第3セッション〉(20分) HRテクノロジーコンソーシアム 香川憲昭氏
・実際にシングルマザーの「インパクト雇用」を実践する経営者の立場として、また上場企業に向けて人的資本経営の調査・研究・啓蒙活動を行う専門家の立場として解説します。
〈第4セッション〉(10分) 一般社団法人ルータス 大原康子氏
・シングルマザーで起業家。 日本社会における女性の働きづらさの課題を解決すべく、「女性が望むように生み、育て、働ける社会」を目指して活動をされている経営者・当事者の立場として解説します。
〈第5セッション〉オープンディスカッション・質疑応答(40分)
第1〜4セッションの登壇者とのオープンディスカッションを行います。
ファシリテーター:グラミン日本 中川理恵氏
※ 本セッション終了後、現地会場ではネットワーキング(名刺交換会)の時間を設定いたします。
【登壇者】
児玉 都
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 Diversity, Equity & Inclusion Specialist Lead
多様な人材が個性を活かして活き活きと働ける社会変革を目指して、ダイバーシティ&インクルージョン推進支援を軸にクライアントサービス・ソーシャルインパクトを目指した社会課題解決に取り組む。コンサルティングプロジェクトで得た経験・知見を、社会全体に発信する活動も継続し、自治体・大学・大学院・ビジネススクールなどでD&Iや働き方に関する講演を多数、実施。ここ数年はデロイト トーマツを最高の職場と誇れる場所にできるように、様々な人事タレント施策を経営陣と共に企画・実行している。
香川憲昭
一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム 代表理事
KDDI新規事業開発部門を経て、ドリームインキュベータに参加し、経営コンサルティング及びベンチャー投資業務に従事。2007年- JINS執行役員として東証プライム(旧東証一部)昇格に貢献。2014年- Gunosyに人事責任者として東証グロース(旧東証マザーズ)上場。2017年-株式会社ペイロール取締役に就任し、営業・マーケティング部門統括及びHRテクノロジー分野の新規事業開発を陣頭指揮。2020年-(一社)HRテクノロジーコンソーシアム代表理事(現任)。
大原康子
一般社団法人ルータス 代表理事
シングルマザーの生き方・暮らし方・働き方を応援する一般社団法人ルータス代表理事。 株式会社ルータスワークス代表取締役。2015年に死別によりシングルマザーとなる。高1、中2、小5の息子の母。2022年立教大学大学院社会デザイン研究科修士課程修了。母子世帯、貧困、女性の働き方等をテーマに講演、勉強会等を多数開催。2023年より働く母親のケア負担軽減を目的とした「親子のための晩ごはん ルー飯」開始。2024年8月よりUR都市機構・株式会社オープン・エーとの協働事業として、さいたま市にて「食と暮らしと団らんと COやね」の運営事業者となる。
中川理恵
一般社団法人グラミン日本 理事・COO、多摩大学サステナビリティ研究所客員研究員
大学卒業後、樹脂成型メーカー、米系半導体装置メーカーを経て、2003年現株式会社ミスミグループ本社に入社。2015年以降代表執行役員としてFA企業体社長、サステナビリティ推進役員等を務めた。2023年より一般社団法人グラミン日本理事・COOに就任。マイクロファイナンスやリスキリングを通じてシングルマザーの所得向上に向けた活動を、企業や自治体と連携して推進中。不二製油グループ本社株式会社/株式会社ダスキンの社外取締役。日本経済大学客員教授。
【主 催】多摩大学サステナビリティ経営研究所
【共 催】UNIVERSITY of CREATIVITY
【問合せ】多摩大学サステナビリティ経営研究所 事務局 info@tama-csm.org